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天然のカラーリング剤のヘナとは?部分ウィッグのヴィオーラ

category : 部分ウィグ 2014.8.9 

天然のカラーリング剤として知られているヘナというのはどんなものなのでしょう。ヘナというのはインドや中近東などの熱帯地方に自生するミソハギ科シコウカという植物を粉末にしたものです。昔から儀式などで、髪や爪や手足を彩するための染料として使われています。クレオパトラが使っていたという話もあります。現在あるカラーリングは化学変化によって染料を定着させるものです。どうしても髪への負担が掛かります。一方、ヘナには色素成分が含まれていて髪の成分であるケラチンにからみつく性質があります。この作用でオレンジ系に染まります。ヘナは白髪に色が入り易く白髪染めとして最適です。髪の色素を薄くする成分はないので黒髪を明るくすることはできません。少し色が代わり自然な髪色になります。ヘナにはトリートメント作用もあります。カラーリングしながらのトリートメントもできるので髪を痛めたくない方にお勧めです。そして薬草でもあるので毒素排出、炎症抑制、新陳代謝を良くするなどの効果があるので頭皮にも良い効果があります。天然成分だから安全、しかし天然成分だからこその注意点があります。産地や収穫時期によって発色がことなり髪質によって色の付き方が異なります。なるべく新鮮なものを使いましょう。ヘナと書いてある商品はすべてが天然成分で安心というわけではありません。ナチュラルヘナの場合は発色が安定しないので科学成分が配合されているものがあります。酸化染料が含まれていると発色がよくなりますが、かぶれなどのアレルギー症状が出る場合があります。ピクラミン酸ナトリウムは日本ではヘナに混ぜることは禁止されています。発色がよくなるために混入されます、軽いアレルギーが出る場合があるので発色が良すぎる場合は注意が必要です。化粧品などに使用される染毛料成分が入っていることもあります。ヘナは薬草であるため身体に何らかの効果が出る場合があります。貧血になりやす生理中や妊娠前期は使用はしないほうがよいです。パッチテストを行って安心できる状態で使用しましょいう。


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